茨城県石岡市の県議選事務所襲撃事件の裁判員裁判で昨年11月、証人尋問中の男性を脅したとし
て脅迫と証人威迫の罪に問われた元暴力団幹部、設楽啓一被告(44)は16日、水戸地裁(久次
良奈子裁判官)の初公判で「奇声は発したが、脅迫などの罪は犯したとは思っていない」と無罪主
張した。
検察側は冒頭陳述で「男性が、設楽被告が(襲撃事件の)犯人だと思うと証言した瞬間に怒鳴った
」と指摘。
弁護側は「不利な発言をさせないためではない」と反論した。
起訴状によると、昨年11月29日午前10時10分ごろ、襲撃事件の公判が開かれた水戸地裁の
法廷で、検察側証人として出廷した知人の男性に向かい「てめえ、ぶっ殺してやろうか」などと暴
言を吐き、脅したとしている。
設楽被告は襲撃事件で殺人罪などに問われ、1審水戸地裁で懲役20年の判決を受けて控訴中。
ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120216/trl12021617030005-n1.htm