>>3 元事務職員の女性(49)=懲戒免職 先生じゃない
青森県教育委員会は6日、保護者から集めた学校徴収金約970万円を着服したとして、
同県弘前市立中学の女性事務職員を同日付で懲戒免職処分とした。
県教委によると、事務職員は平成19年以降に2校で、自分が管理していた修学旅行
積立金などから計約1940万円を横領。一部を返済に回し、最終的に約970万円を着服した。
22年4月に転勤となった際、後任者への通帳の引き継ぎを渋り、不審に思った校長が
調べ発覚。その後、全額が返済された。嗜好品の買い物などに消費していたという。
(8/6 産経新聞)
弘前市内の中学校に勤めていた事務職員が生徒の保護者から集めた「学校徴収金」を
着服していた問題で、弘前市教育委員会はこの事務職員を近く横領の疑いで刑事告訴
する方針を決めました。
これは22日開かれた弘前市の定例記者会見で、教育委員会の佐藤紘昭教育長が
明らかにしたものです。
弘前市内では先月、東中学校と第五中学校の2校で47歳の女性事務職員が、
保護者から集めた学校徴収金、およそ960万円を着服したとして、懲戒免職
の処分を受けました。
着服した金は、職員本人や家族がすべて弁済していますが、弘前市教育委員会では
保護者などと協議した結果、この事務職員を近く横領の疑いで刑事告訴する
方針を決めました。
弘前市教育委員会の佐藤教育長は「法を守る立場にある公務員として
告訴すべきで、保護者や市民への説明責任を果たす必要がある」と述べました。
弘前市教育委員会は、被害のあった2つの中学校の校長名で、できるだけ
速やかに告訴状を警察に提出したいとしています。(10/9/22 NHK)