元ロッテ応援団が創設した異色のチームが、社会人球界に参入することが10日、分かった。
社会人の東京都野球連盟は都内で総会を開き、準加盟だったクラブチーム「東京メッツ」の正式加盟を承認した。
何から何までロッテづくしだ。運営組織であるNPO法人「東京メッツ」を創設したのは、
12球団一と言われるロッテ応援団の元中心メンバーで、指揮を執るのは元2軍監督の古賀英彦氏(72)。
かつて主軸を打った愛甲猛氏(49)の長男・大樹内野手(24)も所属。父と同じ左打ち。
本格的な野球経験は小学生時のみながら、父譲りのセンスでめきめきと頭角を現しているという。
もちろん、応援はロッテスタイルだ。
きっかけは、08年末に勃発したボビー・バレンタイン前監督(61)の退任騒動だった。
球団側が、09年限りでの退任を発表。シーズン開幕を前にした非情通告にファンが猛反発。
11万人の署名を提出するなどしたが、球団側の方針は変わらず。
「ファンの思いが通じる、東京でいちばんカッコいいチームを自分たちで作ろう」(安住和洋理事長)と、
ファン主導での新チーム結成を決意した。
約100人の元応援団がNPO会員としてチームをサポート。
19歳から45歳まで約30人の選手の中には、関東一高や修徳高(いずれも東京)で
甲子園を経験した者もいるが、今月25、26日には都内でトライアウトを開催する。
安住理事長は「うちのモットーは全力プレー。ファンの心に響く、アツい選手に来てもらいたい」と呼びかけた。
ソース:スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/etc/news/20120210-OHT1T00240.htm 依頼がありました。