◇「遺族の気持ちくみ」供養
千歳市のリサイクル業者などが、11月からスタートした全国初の資格制度「遺品整理士」の道内第1号に、
札幌市の中山猛さん(51)が認定された。中山さんは人形やお守りなどを供養して処分する会社「焚上
(たきあげ)協会」を営んでおり、トラブルも少なくない遺品整理について「行政も資格を認めたり、指針を
作って指導していく必要がある」と話している。
この制度は、千歳、札幌、江別にある6社で作る「遺品整理士認定協会」が、少子高齢化や核家族化に伴い
需要が増える遺品整理の業界健全化を目的に創設。作業手順や心構え、関係する保険や法律について
学び、試験をクリアすると資格が与えられる。同協会によると、中山さんは3人目の認定になるという。
中山さんは13年前から札幌市内の納棺・遺体搬送会社に勤務。09年に「お焚き上げ」の部門を独立させる
形で会社を起こした。遺品整理は孤独死のケースが多く、異臭がして、うじが発生している現場もある。
その中で供養品とリサイクル品、一般ごみの三つに分類して運び出し、供養品は専門施設で焼却するのが
仕事だ。これまで依頼は月1件程度だったが、最近は8件あった月もあり「需要は今後さらに増えるだろう」と
みている。
遺品整理を請け負う業者は道内だけで200社を超えるとみられ、同協会は利用者が業者を選ぶ際、資格が
判断材料の一つになることを期待する。中山さんも「遺品整理は遺族の気持ちをくんだ方法でやったのか
どうかが大切。遺品をきちんと扱える業者が増えてほしい」と資格の広がりを歓迎する。【円谷美晶】
ソース:毎日新聞(2011年12月13日)
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20111213ddlk01040331000c.html ご依頼いただきました
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1322043017/593 資格認定商法...
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