【美術】「忠臣蔵の季節。浮世絵を通じて楽しんで」那珂川・馬頭広重美術館

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馬頭城 松の廊下 刃傷事件

浅野内匠馬鹿頭「チュウ野介殿。お願いでござる。今一度、なにとぞ今一度、お教えくだされ」

小林チュウ野介「何度お教えしたら、お解りになるのか。これでは大事な納税の義務が勤まりますまい」

浅野内匠馬鹿頭「なにとぞ・・・なにとぞ、このとおりでござる。この浮世絵は本物でござるか?」

小林チュウ野介「人の袖の下などとらえ、いまさら何の泣き言を・・・作法知らずにも困ったものだ。お放しなされッ、ええッ、放さぬか・・・」

浅野内匠馬鹿頭「うぬ・・・おのれっ」

小林チュウ野介「馬鹿頭殿、その格好は何でござる。このチュウ野介を斬るおつもりか?! 殿中で刃を抜けば家は断絶、その身は切腹でござるぞw  切れるものなら、さあお斬り召され!」

浅野内匠馬鹿頭「ぬうう・・・もはやこれまで・・・。このインチキ鑑定士、覚悟!」

小林チュウ野介「うわあ・・・馬鹿頭殿が乱心なされたぞ」

浅野内匠馬鹿頭「逃げるとは卑怯! この詐欺教授、待てぃ!」