第11次5カ年計画(2006―10年)期間、中国は5年間で15億d炭素排出を削減した。
2020年までには70億dの二酸化炭素排出を削減する可能性がある。11月26日付「新京報」が伝えた。
11月25日、対外経済貿易大学国際低炭(低炭素)経済研究所と社会科学文献出版社は共同で
「中国低炭素経済発展報告(2012)」を発表した。
この報告は、中国は一番の炭素排出削減国だが、この事実を知る者は少ないと指摘している。
この報告の監修者である名古屋大学の薛進軍教授は、このような大量の炭素排出削減は、米国はできず、
欧州は言うのは多くてもやるのは少なく、日本は努力してはいるが規模が達していないと指摘し、
「これは、世界の気候変動対応と省エネ・炭素排出削減に対する中国の最大の貢献で、
素晴らしいことなのだが、中国はやるのは多いが言うの〈宣伝〉は少ない」と語った。
薛教授は、2005年から2010年までの5年間、中国の国内総生産(GDP)1万元あたりのエネルギー消費は
19.1%下がっており、標準炭換算で6.3億dの節約に相当し、炭素排出削減に換算すると15億dになると説明する。
報告の副監修者で、国家発展・改革委員会エネルギー研究所副所長である戴彦徳氏は、
第12次55カ年計画(2011―15年)が提案している7%の経済成長率、2005年の炭素排出の度合いに基づき
計算すれば、2020年までに、中国は70億dの二酸化炭素排出を削減することになると分析している。
ソース:新華網日本語
http://jp.xinhuanet.com/2011-12/04/c_131287212.htm 関連スレ
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