【社会】 予定価格漏洩容疑 日光市職員と業者逮捕 栃木 [11/12/01]

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日光市発注の公共工事の予定価格を漏らしたとして、県警は同市水道課長補佐の舘政宏容疑者(54)
=同市稲荷町2丁目=と、価格を聞いた土木工事会社「日泉技工」代表取締役の斎藤辰男容疑者(59)
=同市和泉=を競売入札妨害容疑で27日夜に逮捕し、発表した。両容疑者とも容疑を認めているという。
県警は、2人の関係など価格が漏れた経緯を詳しく調べている。市は28日、緊急会見を開き、「信頼回復に
取り組む」と市長が陳謝した。

県警捜査2課によると、今年5月中旬、市発注の配水池新設工事の一般競争入札で、入札前に舘容疑者が
斎藤容疑者に予定価格4013万円に近い価格を電話で教えた疑いがある。同月17日にあった入札には
計14社が参加し、日泉技工が最低制限価格より2万円高い3474万円で落札。同社は舘容疑者から
聞いた価格を基に最低制限価格を予想したとみられる。この工事の入札は予定価格、最低制限価格とも
非公表だった。

県警は27日深夜から、関係先を家宅捜索。同市瀬尾の市水道庁舎では、28日午前までに約20人の
捜査員が、次々と段ボール箱に詰めた資料を押収した。

■日光市長「信頼回復に取り組む」

職員の逮捕を受け、日光市は28日午後、緊急に記者会見を開いた。斎藤文夫市長は「市民との信頼関係が
瓦解(が・かい)してしまった。信頼回復に職員一丸となって取り組む」と陳謝した。

市側によると舘容疑者は1979年に旧日光市に技術職として入庁。2010年4月から、部下が5人いる水道課
水道工務係長との兼務で同課長補佐になった。職場では話し合いを重視して部下の信頼も厚く、仕事を的確に
こなしていたという。工事の予定価格を知り得る立場にあった。

日泉技工は今年度、日光市の工事を計27件、計1億6800万円余請け負った。一般競争・指名競争を合わせ
入札には25回参加し、7件を落札した。落札回数は業者のトップだった。

同市は今年1月から3千万円以上の規模の一般競争入札工事の予定価格を、入札の後に公表する「事後公表」
制度を試行してきた。これまで、入札前に公表してきたが、低価格で応札する業者が増え、抽選で決定する
入札が続出。手抜き工事の懸念もあるため、事後公表を試行、今年度末に制度のあり方について結論を出す
予定だった。

市側は「制度上の欠陥ではなく、あくまでも職員のコンプライアンス(法令遵守(じゅん・しゅ))の問題」との立場で、
28日付で職員に法令遵守の徹底を図るよう文書で通知した。市側は、舘容疑者と日泉技工の関係の発端は
不明としている。

ソース:asahi.com(2011年11月29日)
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001111290003
ご依頼いただきました
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1322043017/227