第24回全日本マーチングコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が20日、
大阪市の大阪城ホールで開かれる。高校以上の部に出場する浦和学院高校(さいたま市
緑区)は全国大会出場の常連校。埼玉県内屈指の強豪校だが、これまでに金賞受賞はない。
「今年こそ」という思いを胸に、厳しい練習を重ねている。
「最初の音が雑」「ミリ単位で動きを意識して」。吹奏楽部が練習する同校のテニスコート。
寒空の下、演奏のほか、行進での足の上げ方などをお互い入念にチェックしていた。
94人の部員は、吹奏楽コンクールや野球部の応援、ディズニーランドやサッカーの浦和レッズの
試合などイベントでも演奏する。
同校吹奏楽部顧問の高畑圭史教諭(48)は「色々なことを経験し、限られた時間で努力することを
身につけて欲しい」と話す。
大人数で行進するマーチングは、練習場所を探すのも一苦労。この日は午後4時半〜6時だけ
テニス部からコートを借りた。短時間で集中して練習しようと部員は真剣そのものだ。
隊列の先頭で指揮をするドラム・メジャーの渡部樹君(2年)は「目と耳で感動を与えるだけに、
少しの動きにも気を配らないと」と全体に目を光らせる。
フルートの牧野貴倫子さん(3年)は「浦学の魅力は元気の良さ。下級生が思い切って演奏できる
ように気を配りたい」と話す。
今では部員の結束は強いが、夏まではまとまりがなかった。部長の三枝朋世さん(3年)は
「全国出場に向かって努力することで団結できた」と振り返る。
全国出場の次の目標は悲願の金賞。間もなく浦学サウンドが大阪城に響く。
コンテストには、中学の部で久喜東と久喜・栗橋東も県代表として出場する。
ソース:asahi.com(2011年11月19日)
http://www.asahi.com/edu/suisogaku/band/TKY201111190129.html ご依頼いただきました
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1319353383/325