オリンパスの不正経理問題について、英重大不正捜査局(SFO)が正式な捜査を開始した。
事情に詳しい関係者1人が明らかにした。同社は先週、有価証券投資などで生じた損失を
経営幹部3人が長年にわたって隠し続けてきた事実を認めた。
この件で公に話す権限が認められていないとして関係者が匿名で語ったところでは、SFOは
米司法省や日本の当局とも協力していく方針だ。
オリンパスは、2008年の英ジャイラス・グループ買収でファイナンシャルアドバイザー(FA)に
支払った6億8700万ドル(約530億円)に何ら違法性はないと主張してきたが、先週になって
一転して損失穴埋めの手段だったことを認めた。
社長を解任されたマイケル・ウッドフォード氏は「資金の追跡調査を開始する権限を持つ当局が
捜査プロセスに入ることを歓迎する。事実をあらゆる面ではっきりと明らかにすることが重要だ」
と述べた。オリンパスの欧州広報担当、マイケル・ノイファー氏に電子メールと電話でコメントを
求めたが、これまでのところいずれも返答がない。
SFOなどの捜査は、オリンパスが米国を拠点とする日本人バンカー、佐川肇氏と関係のある
アクサム・インベストメンツ(企業登録はケイマン諸島、現在は存続せず)に支払った対価が
焦点となる。オリンパスの損失隠しの手口については、第三者委員会の調査が続けられている。
ソースです
ブルームバーグ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aPlsc3EX9_0w ご依頼いただきました
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1319353383/218