国土交通省は11日、中国や韓国、ロシアなどとの貿易や観光の核として支援する日本海側拠点港として
19港を選定したと発表した。同省は、海外との定期航路開拓などの計画実現に向けて支援する。
港全体の強化を図る総合的拠点港には、新潟、伏木富山(富山県)、下関(山口県)、北九州(福岡県)、
博多(同)の5港が選ばれた。8分野の機能別拠点港には、国際海上コンテナで秋田、伊万里(佐賀県)、
舞鶴(京都府)などが、リサイクル貨物で酒田(山形県)などが選ばれた。前田武志国交相は「アジアの
成長は目覚ましく、その経済発展を取り込むことが目的だ」と述べた。今後、具体的な事業への補助や
税制面、規制緩和などで支援する。
一方、留萌(北海道)、七尾(石川県)など4港は選定されなかったが、「拠点化形成促進港」に位置付
け、計画実現を後押しする。
ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111111/plc11111111030009-n1.htm