アジア諸国で人気のある日本の最新のファッションやアニメの売り込みを強化しようと、
アジアの情報拠点・シンガポールで、1か月にわたって、日本のポップカルチャーを紹介する
「クールジャパン月間」が始まりました。
これは、日本の文化産業の海外展開を支援しようと経済産業省が企画したもので、
シンガポールで1か月にわたって日本の最新のファッションやアニメ、食品などを紹介する
イベントが行われます。6日、行われた開幕式には、両国の政府や経済界の代表者ら
250人が参加し、日本から訪れた松下忠洋経済産業副大臣が「クールジャパンを担う
日本の中小企業や若いデザイナーと、シンガポールの情報発信力が結びつけば、
アジアの消費市場の拡大に大きく貢献できるはずだ」とあいさつしました。日本の
ファッションやアニメなどのポップカルチャーは、アジア諸国でも根強い人気がありますが、
ライバルの韓国に比べると売り込みで出遅れてビジネスとしては必ずしも成功していないため、
日本政府は国の成長産業として支援を打ち出しています。経済産業省は、
中国やインドなどでも同じようなイベントを企画し、アニメキャラクターの共同開発や
震災で大きな被害の出た東北地方の名産品をPRしていきたいとしています。
*+*+ NHKニュース +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111007/k10013095271000.html