東日本大震災後、父親が家族と過ごす時間が1週間あたり5時間13分増えていることが
電通の震災後の父親・母親調査で分かった。大震災が家族の絆を再確認させ、家族との時間を
増やそうとする父親が増えたことをうかがわせている。
電通では「家族や子どもとの時間を大切にしたいと思っている父親たちの背中を
震災の経験が後押しした結果になっている」としている。
調査は8月5日から8日にかけて、配偶者と子ども(長子が小学生以下)と同居している
既婚男女400人を対象に、関東7都県のエリアで実施。
その結果、東日本大震災により35%の父親は家族と子どものための時間が増えたと回答。
また父親の42%が「一家の大黒柱としてしっかりしなければならない」との意識を
強めたとしている。
家族や子どもと過ごす時間をみると、全体として平日で2時間42分と震災前より10分、
休日では9時間19分と震災前より31分増加した。家族の絆が変化したという人(77人)では
平日で3時間13分と震災前より33分、休日は9時間23分と1時間14分増えていた。
また、震災後の意識変化では「通勤時間を短くしたい」「仕事と私生活のバランスを
意識したい」という回答が全体の23%、18.3%を占めた。
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http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1001&f=national_1001_123.shtml