東日本大震災被災地の宮城県南三陸町の佐藤仁町長が、災害支援のため町に貸与された
トレーラーハウスを自宅敷地に持ち込み寝泊まりに使用していることが15日、分かった。
町長は「家が狭い」との理由で使用しており、町民からは「もっと狭い仮設住宅で
暮らす人も多い。私物化は問題」との声も上がっている。
佐藤町長が震災前まで住んでいた家は津波で流失。現在は、数年前まで知人に貸していた
高台にある約50平方メートルの持ち家を自宅としており、母と長女の3人暮らし。
町長は、敷地内にトレーラーハウス1台を持ち込んで寝泊まりしている。
計6台を1年間の契約で同町に無償で貸与した「Civic Force」の担当者は
「使い方は町に任せているが、支援者向けに提供している。きちんと使ってほしい」と話した。
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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/16/kiji/K20110916001632590.html