"調布産野菜カレー第3弾 タマネギ倍「甘み強いよ」"
調布市の農業をPRしようと、市内の若手農業者九人が生産した野菜で作ったレトルトカレー「調布野菜カレー」
の第三弾が発売中だ。2009年12月の第一弾、10年7月の第二弾とも限定五千個が一カ月ほどで完売。
第三弾となる今回は二万個を作った。
調布市によると、市内には約三百軒の農家があるが、特産といえる農産物がない。何か特徴を打ち出し、
市の農業をPRできないかと若手が話し合い、練馬区で行われていた取り組みを参考に、09年に第一弾を
発売した。
今回の具材は調布産のタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、トマト、ニンニクの五種類。九人の代表の
杉崎武志さん(40)は「旬の食材を第一にしているので、味や具材の種類は毎回違う。今回は前回の二倍の
タマネギを入れたので甘みが強い」と話す。
高層マンションが見える畑に集合した九人の写真を、第一弾からパッケージに使っている。
「畑を意識していない人から見ると、いかにも都市農業と感じるようで反響があった。写真からも農業が
身近にあると感じてもらえたら」と杉崎さん。
カレーは一袋三百五十円。JAが運営する「マインズショップ」の調布、調布サウスゲートビル、西府、多磨、
神代、狛江の各店で販売している。
問い合わせはJAマインズ調布支店経済指導部門=電042ソース元を参照=へ。(高橋知子)
東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20110823/CK2011082302000017.html