爆弾材料所持で米兵逮捕=陸軍基地でテロ計画か−米南部
(2011/07/29-09:44)
【ワシントン時事】米南部テキサス州キリーン市の警察当局は28日までに、火薬など
爆弾製造材料を隠し持っていたとして、陸軍上等兵ナセル・アブド容疑者(21)を逮捕
した。同市郊外には2009年に銃乱射事件が起きたフォートフッド陸軍基地があり、米
メディアによると、アブド容疑者は同基地を攻撃することを計画していたと供述している
という。連邦捜査局(FBI)と警察が動機や背後関係を調べている。
アブド容疑者はキリーン市のホテル室内に火薬や武器を隠し持っていた。同容疑者は
ケンタッキー州の基地所属で、今月4日から無断欠勤していた。同容疑者はテキサス州出身
で2009年に入隊。イスラム教徒で、イラクやアフガニスタン戦争に反対し、除隊を
申し出ていた。
フォートフッド基地の銃乱射事件では、陸軍精神科医のニダル・マリク・ハサン被告が
13人を射殺した。ハサン被告もイラク、アフガン戦争に反対していた。
ソース 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011072900220