【災害】福島と女川の明暗分けたもの 女川原子力、敷地高の理由は
1 :
ベガス不味岡(110911)φ ★:
東日本大震災に伴う大津波は、東北の太平洋側に壊滅的な被害をもたらしたが、津波被害で明暗を分けたのが東京電力福島第一原子力発電所
(福島県大熊町、双葉町)と東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)だ。両発電所とも想定を上回る津波に被災しながら、
女川の原子炉は冷温停止状態を維持。福島は全ての電源が喪失し冷却機能を失った。その差は、敷地の高さにあったとされているが、そもそも
女川の敷地高には何らかの意図や設計思想があったのだろうか。 (藤原 雅弘)
福島第一で想定された津波の高さは最大で5.7メートル、敷地の高さは10メートル。女川は同9.1メートルで、敷地の高さは14.8メートル
(地震後、地盤は1メートル沈下し13.8メートル)。震災による津波は、どちらも約13〜14メートルだった。
■ 過去にも被害
リアス式海岸地形をなす三陸沿岸は昔から津波による被害が多かった。三陸とは、宮城、岩手、青森の3県にまたがる太平洋岸沿いを指す。
東北電力では過去、三陸沖で起きた貞観津波(869年、M8.6)、慶長津波(1611年、M8.1)、明治三陸津波(1896年、M8.5)、
昭和三陸津波(1933年、M8.1)など東北地域に甚大な被害をもたらした大津波を分析したことがある。その結果、女川が立地する南三陸地域では、
慶長津波が6〜8メートルを記録し、最も影響が大きかったとしている。
同社では、過去最大の8メートルの津波に対し、9.1メートルの津波を想定した上に、敷地高はさらに約6メートルも高い14.8メートルに設定した。
通常、原子力発電所は大量の冷却水を必要とするため、海水面近くに作る方がコスト的にも安く済み、合理的だ。つまり、津波に対する安全の裕度を
高くするということは、それだけコスト負担が増えるということでもある。過去の津波の実績を踏まえた上で、さらに一見、過剰にも見えるかさ上げを
行った理由はなぜか。
残念ながら当時の敷地高の決定プロセスにかかわる資料は現存しない。ただ、女川1号が運転を開始する16年前の1968年当時、外部の「海岸施設
研究委員会」(委員長=本間仁・東洋大学教授)に、大津波が襲来した際、どれだけ発電所に影響があるか検証を依頼した記録がある。その中には
計画段階から、敷地高14.8メートルと記されていた。
同社の笹川稔郎土木建築部長は「東北電力として、最初から敷地を高く設定することは意識していた。その理由については当時の資料が残って
いないため説明は難しいが、“津波に対する畏怖の念”があったためではないか」と話す。
三陸地域では、過去の津波被害を教訓として、多くの場所に津波に対する防災標識が設置されている。岩手県宮古市の重茂半島東端の姉吉地区には、
「此処(ここ)より下に家を建てるな」と記された石碑があり、今回の震災でも、この教えを守って高台に家を建てた住民たちが救われた。
■ 代々伝承され
巨大な津波に苦しめられた歴史を持つ三陸地域では、代々、親や親戚縁者から直接または間接的に、津波に対する教訓が伝承されてきた。
東北電力も同様で、関係者によれば、女川の敷地高の決定過程において、敷地を高く設定するよう強硬に主張した役員がいたとの話もある。
先人の教えを重視した選択が功を奏した女川原子力発電所。その動機となったのは、過去の津波被害に基づく教訓や畏怖だったのかもしれない。
(本紙1面より)
(2011/07/12)
電気新聞
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/main/20110712_01.html 依頼がありました。
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1308574921/371
2 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 19:00:34.54 ID:9a0KKD11
根拠薄じゃん
4 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 19:05:36.87 ID:Ag/HJdwP
かもしれないで記事書くな!
5 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 19:13:27.86 ID:tBPQLn4i
反原発厨は童貞に多い
女川原発の緊急時拠点(オフサイトセンター)は、壊滅して使用不能になっていたのに、何言ってるんだろ。
7 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 19:27:24.39 ID:8WlduK9T
当たり前の立地で結果を見れば未だ対策が足りない。
寧ろ福島が想定という名の手抜き。
8 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 19:30:22.68 ID:/iDI+hWe
じゃあ2m高かったら
女川は福一になってたのか?
同じ津波の福二は何故に冷温停止出来た?
高低差だけじゃねぇだろ!
総括しろ馬鹿!!!
結果論だよ、宮古多郎は過剰に備えはしたが結局焼け石に水だった。
10 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 19:37:13.78 ID:Z/LdWDCi
つまり東京電力はクソと言う事ですな。
指摘されてもナンもしない会社と キチンとやる会社の違い。
12 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 20:58:48.67 ID:JZw6LyF9
>>8 福2は海底地形の関係で福1より津波が低かった筈だが。
13 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 21:02:57.50 ID:2MrTSwHL
福島は地震でも津波でも壊れていない、壊れたのはカンが来たからです。カンが来たために、水素爆発を起こしてしまった。
14 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 21:29:27.66 ID:2ymel8g9
原発に無知蒙昧の役立たずが会長・社長だったことが日本の悲劇の序曲だった。
ドキュメントがあったな。
〜という史実があって〜これこれこうで、だから〜と決めた、とあってしびれた。
素人にもわかりやすかった。
16 :
名前をあたえないでください:2011/07/17(日) 23:45:20.67 ID:BN04ZXbt
設計担当企業、担当技術者調べればわかるだろ。すでに故人かもしれん。
当時、海抜14.8m案を出した技術者は安全に対する頑固なまでの信念の
持ち主だったのだろう。原発関係者の間では、安全性に気を遣いすぎという意味で
女川原発設計者は嘲笑の的だったかもしれんな。
(福島原発設計者や東電は想定外の巨大地震、大津波が来たから事故に
なっただけで自分達の原発基本設計、設置基準は正しかった
当時としては最善だったという立場だからな)
17 :
名前をあたえないでください:2011/07/18(月) 00:26:41.35 ID:ZKArjmMd
地震列島の津波の最前線に作る時点で想定なんか出来ているわけ無い
18 :
名前をあたえないでください:2011/07/18(月) 01:58:20.06 ID:jfB9zEdr
ん?この話、当時の女川町長だったかの強いこだわりでそうなったと書いてたよな?
女川原発で630件被害 東北電力、国に報告
sankei.jp.msn.com/affairs/news/110530/dst11053014180027-n1.htm
東北電力によると、大きな事故は、1号機の高圧電源盤破損のほか、重油タンクの倒壊などで、2号機建屋内が浸水し、原子炉を冷却するポンプが作動しなかったこともあった。
また、発電所の原子炉建屋内の装置などが破損したほか、使用済み核燃料プールに異物が混入するなどの被害があった。
…。
……。
………。
…で、女川がどうしたって?
>>19 知障か
致命的なダメージを世間に与えない為にあちこち保険かけとくのが
普通の経営者であり事業運営というものだ。
物は壊れるのが自然、壊れてもどこかでフォローできるように設計の
うちから練っておくのが本当にダメージコントロール。
小惑星探査のハヤブサもそうだっただろう。
社内で済むようにきちんと設計して その通り社内で済んでいる。
絶対安全の念仏唱えてどんだけ指摘されても僅かな防災投資惜しんだ
ところとは比べるべくもない。
「会社に不平言うなら会社辞めろ」
「日本が気に入らないなら出て行け」
「政治に不満があるならお前が政治家になれ」
「マスコミに不信感があるならお前が記者になれ」
「漫画や映画が面白くないならお前が作ればいいだろ」
「食品偽装が許せないならお前が食品メーカー創業しろ」
「警察の不祥事に文句言うなら犯罪にあっても警察呼ぶなよ」
「格差社会を批判する暇があったら努力して勝ち組になればいいだろ」
「原発に文句言うやつは電気使わず原始生活しろよ」<NEW!!
22 :
名前をあたえないでください:
>>13 初めは自分もそう思ってたが違ったみだいだよ