AndroidによるJava特許侵害を訴えるOracleが、Googleのラリー・ペイジCEOを法廷に立たせようとしている。(ロイター)
米Oracleが、米Googleとの大金の懸かった特許訴訟において、Googleのラリー・ペイジCEO本人の宣誓証言を求めていることが裁判所への
申請書類から明らかになった。
Oracleは昨年、GoogleのモバイルOSであるAndroidがOracleのJava特許を侵害しているとしてGoogleを提訴した。
Oracleは2010年1月に米Sun Microsystemsを買収したことにより、Java言語を獲得した。
ペイジ氏は1998年、スタンフォード大学の大学院生だったサーゲイ・ブリン氏とともにGoogleを創業した。38歳のペイジ氏は公の場には
あまり現れないという評判だが、10年来の上司であるエリック・シュミット氏からこの4月に同社CEOの座を引き継いだ。
Oracleは7月14日付けの申請書で、ペイジ氏がAndroid買収の決定をしたとして、同氏に宣誓証言をさせる許可を裁判所に求めた。
「ペイジ氏はまた、SunとGoogle間で行われたAndroid向けJavaライセンスに関する交渉に立ち会っており、その後Oracleのラリー・エリソンCEOとも
連絡している」とOracleは申請書に記した。
Oracleによると、Googleはエリソン氏の宣誓証言を求める通知を送ったという。
両社が共同で提出した申請書によると、Googleは、Oracleは同じ情報を別の証言者から得ることができることから、この申し立ては
「嫌がらせのための要求」だとしている。
Googleは、Oracleが長く後回しにしていたために宣誓証言の取得に着手できず、今になってより多くの証言を得るために裁判所に許可を
求めていると主張した。
「Oracleにそれを許可するべきではない」とGoogleは申請書に書いた。
両社にコメントを求めたところ、Googleはすぐには応じず、Oracleは拒否した。
Oracle America対Googleは米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所で提訴され、訴訟番号は10-3561。
(2011年07月15日 19時32分)
ITmedia
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