【学力調査】小中学生の弱点克服へ指導例集 福井県教委

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1依頼 ◆YKPE/zzQbM @ゆきぺφ ★
 福井県教育委員会は、県内の小中学生を対象に1〜2月、応用力重視に
衣替えして実施した県独自の学力調査「SASA2011」の結果をまとめ、
報告書を作成した。

教科別の指導例集として教員が活用できるようになっており、国語の読解力や
算数・数学的な考え方など、児童生徒の弱点に対応した具体的な授業改善
策を盛り込んだ。

 学力調査は小学5年が4教科、中学2年は5教科で実施した。

 1951年度から毎年行ってきたが、昨年度は国語と算数・数学で、特に応用力
を問う「B問題」を設けるなど応用力重視に衣替えした。県内の全公立小中学校
と国立・私立校計282校が参加した。

 国語と算数・数学では、基礎力を見る「A問題」の正答率が60〜70%だった
のに対し、「B問題」は45〜60%。
特に中学国語のB問題は44・6%で、目標(51%)を大きく下回っており、全国
学力テスト(全国学力・学習状況調査)と同様、応用力に課題が見られた。
社会や理科でも思考力が必要な問題で正答率が低かった。

 課題の克服に向け、指導例集では「情報や条件を正しく読み取り、図、式、
言葉などで説明する学習」(小学算数)など、教科ごとに目標を掲げた。

 特に正答率が低かった問題に対しては黒板の板書や、付せんを使ったワーク
シートのまとめ方などを具体的に示し、授業改善策を解説。
算数・数学では、児童生徒がたどる誤った思考の筋道も例示し、教員が活用
しやすいよう工夫している。

 指導例集は参加校に1冊ずつ配布した。県教育研究所のホームページから
ダウンロードすることもできる。

県教育研究所長の松田通彦・県教委企画幹は「従来の報告書ではなく、
指導事例集としてまとめた。授業に役立ててほしい」と期待していた。

福井新聞
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/school_education/29082.html
2 忍法帖【Lv=5,xxxP】
いくらゆとりでも統計学とかは
しっかりやらないといろいろと騙されるよ