ソニーに対するインターネットハッカーの攻撃が続いている。ハンドルネームIdahcを
名乗るレバノンの学生と、Auth3ntiqを名乗るフランスの友人が、フランスSony
Picturesのウェブサイトから入手したと主張する電子メールをPastebin.comに掲載した。
2人はソニーのサイトから17万7172通の電子メールをコピーし、そのうち70通を掲載した
と述べている。入手した電子メールのすべてを投稿するつもりはないという。
Sony Picturesのコミュニケーション担当エグゼクティブバイスプレジデントJim Kennedy
氏は声明で、「この主張について現在調査中だ」と述べている。
Idahcを名乗る人物は、5月にもSony Ericssonのオンラインショッピングサイトから
データを取得し、Sony Europeのデータベースを流出させ、ポルトガルのソニーの
サイトを改ざんしたと主張している。
Idahcは先週、Forbesとのインタビューで、ハッキングは「正義」のために始めたが、
現在はソニーのような企業にセキュリティの向上を促そうとしていると述べている。
ソニー傘下のウェブサイトやネットワークに対する一連の攻撃を記録している
Attrition.orgによれば、ソニーへの侵害はこの2カ月で20件目だという。
CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/business/35004310/