19日午後6時10分頃、北海道室蘭市東町のJR室蘭線東室蘭駅近くで、同駅を
発車した札幌発函館行き特急「スーパー北斗18号」(8両編成、乗客381人)が、
5両目の車両内で白い煙が発生したため緊急停車した。
JR北海道によると、空調設備の故障が原因で、乗客を別の車両に移し、約50分
遅れで運行を再開した。
乗客が異常に気付いたのは東室蘭駅を発車した直後で、5両目の車両内で空調の
吹き出し口から白い煙が出ていたが、空調の電源を切ったところ煙は止まった。
この車両には乗客42人がいたが、気分が悪くなるなどした人はいないという。
スーパー北斗18号はディーゼル車で、同社で原因を調べている。
JR北海道には18日に国土交通省から事業改善命令が出たばかり。
(2011年6月19日21時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110619-OYT1T00534.htm?from=top