☆盗んだのは誰? 佐久で片方だけの靴120個発見☆
[05月31日]
片方の靴ばかり、どうして−。佐久市安原の空き地ややぶの中から、30日までに大量
の履物が見つかった。ほとんど片方だけで約120個にも上り、住民を驚かせている。近
所では以前から、屋外に置いた靴が無くなる「事件」が相次いでいたといい、動物の仕
業ではないかとの見方が多いが目撃情報はなく、真相は「やぶの中」だ。
今月中旬、近くの佐藤篤さん(73)らが自宅近くのやぶなどに片方だけの履物20個ほ
どが落ちているのを発見。その後、佐藤さんの次男浩二さん(33)がやぶに入ったとこ
ろ、奥に進むほど数が増え、最終的に運動靴、長靴、ブーツ、サンダルなど約120個が
見つかった。ほとんどが片方だけで、浩二さんは「探せばまだやぶの中にあるのではな
いか」と話す。
履物には動物のかみ跡があまりないが、付近にはキツネの親子が出没するほか、犬や
ハクビシンなどの目撃情報もある。ただ、動物が靴を運ぶところを見た人はいないという。
地元・伊勢林区の区長、松本芳美さん(67)は「以前から靴が無くなるという話は聞いた
事があったが、こんなに見つかるとは」と驚き、「(動物なら)人間のにおいが好きなのか」。
最近も靴が無くなったという住民がいるため、区民に注意を呼びかけている。
小諸市動物園の飼育員佐藤清英さん(39)は「イヌ科の仲間には収集癖があるので、靴
を運んだ可能性はある」と話している。
▽ソース:信毎WEB
http://www.shinmai.co.jp/news/20110531/KT110530FTI090027000.html ▽画像:佐久市安原の空き地ややぶで大量に見つかった片方だけの靴やサンダル
http://www.shinmai.co.jp/news-image/IP110530TAN000181000.jpg