「持てるだけ買いました」荒川区で被災産地応援フェア
産経新聞 2011年5月29日17時50分配信
東京都荒川区の区役所前の荒川公園で29日、北足立市場関係業者団体主催の
「被災産地応援フェア」が開かれた。同団体による同様の催しは4月13日に足立区役所前で
開催されたのに続いて2回目。
会場には、福島第1原発事故による放射能漏れの風評被害を受けている茨城・福島・栃木・
群馬・埼玉・千葉各県で生産されたダイコンやホウレンソウ、スイカなど30品目以上の野菜や
生花が運び込まれた。
雨模様のあいにくの天気の下、新鮮な農産物を目当てに訪れた区民らは、市場関係者の
「農家がんばっているよ」のかけ声に促されるように買い込んでいた。区内在住の60代女性は
「被災地の人を勇気づけるために、持てるだけ野菜を買った」と語った。
会場では、キャベツやキュウリ、レタス、トマトを生で食べられる「安全な野菜の試食コーナー」
も設けられ、農産物の安全性をアピールしていた。
▽産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110529/tky11052917540004-n1.htm