☆相双連合チーム、参加申請…夏の高校野球☆
双葉翔陽、富岡、相馬農
福島第一原発の警戒区域などにあり、夏の全国高校野球選手権大会県予選に県内
初の連合チームで臨むことになった県立高校3校が27日、県高校野球連盟(岩渕賢
美会長)に参加申請書を提出した。
双葉翔陽高(大熊町)、富岡高(富岡町)、相馬農業高(南相馬市)の3校で、登録名は
「相双連合チーム」。マネジャーを含めた部員は18人で、双葉翔陽高の服部芳裕監督
が指揮を執る。選手らはそれぞれの母校のユニホームを着用、帽子を統一して試合に
臨む。
3校は部員の転校などで選手が不足し、4月から連合チームの結成を模索していた。日
本高野連が被災地区のチーム救済のため特例を設け、連合チームの結成が認められ
た。
参加申請書を提出した服部監督は「双葉郡出身者の応援に応えられるようなチームに
したい」と話した。初練習を29日に小野高(小野町)で行う。
小高工高(南相馬市)や浪江高(浪江町)は単独での参加が可能で、相双地区の全校が
夏の大会に出場できる見通し。
(2011年5月28日)
▽ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20110528-OYT8T00412.htm