携帯電話によるネット犯罪から子供を守るため、伊勢崎市が平成21年に
立ち上げた「有害サイト見守り隊」は、22年度の市内の中学生の携帯電話
所持率が前年度比15・2%減、35・7%になったことを明らかにした。
「小中学生には携帯電話を持たせない」を掲げてきた見守り隊の活動が奏功した。
見守り隊では同年度、携帯電話やパソコンで子供が利用しそうなサイトを監視。
市内の中学生が利用している無料ゲームサイトなどの投稿サイト1107件を特定した。
そのうち、問題を起こしそうな書き込みがされていたのは1001件で、
友達や親らに対する誹謗(ひぼう)中傷が169件と最多だった。
飲酒・喫煙(153件)、不純異性交遊などの交際関係(127件)も多く、
なかには自殺をほのめかす内容もあった。一方、中学生の保護者による
フィルタリング(有害サイトへのアクセス制限)の設定率は64・7%で、
前年度比13・4%増だった。
【msn産経】
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110525/gnm11052502450003-n1.htm