☆県、検討委員会設立へ 子どもの権利条例制定で☆
[2011年5月23日]
阿部守一知事が知事選の公約に掲げた「子どもの権利条例」をめぐり、県は制定に向
けて検討する新たな委員会を設立する。6月上旬に初会合を開く予定。
新たな委員会は「子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会」とし、同条例だけでなく、
いじめや虐待、不登校など子どもをめぐる課題について現状を把握し、支援に必要な制
度を幅広く議論する。有識者や弁護士、PTA関係者や、公募した県民で構成。子どもの
権利条約研究所代表の喜多明人・早稲田大教授も加わる見込み。
同条例をめぐっては、県議会の一部に「わがままを助長する」などと批判的な声がある。
一方、阿部知事は、7日に長野市であった県弁護士会主催のシンポジウムで「権利、と
言うと乱用されるとの誤解を受けがちだ。子どもを支えて守る長野県をつくっていこうと思
っている」と語り、条例制定に意欲を示している。
▽ソース:中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110523/CK2011052302000094.html