昨年度の和歌山県教委の施策の実効性を、学識経験者や保護者ら7人の外部委員が評価する
「教育委員会事務の点検及び評価に係る有識者会議」(座長=堀内秀雄・和歌山大副学長)が23日、
和歌山市の県自治会館で開かれた。
県教委が行った約140の事業について県教委から説明を受け、学力向上に向けた施策や教員の
研修制度について、厳しい評価が相次いだ。
同会議は2008年に改正された地方教育行政法で、教育行政の評価に有識者の知見を活用すると
されたことに基づき、年に1回開催。県教委の報告に基づき、課題の設定や、施策に不十分な点がなか
ったかなどについて意見を述べる。
県教委は「学習につまずきのみられる児童生徒への支援体制を整備した」などと報告したが、委員た
ちは「体制を整えたことが成果になるのか」「基礎学力が定着しにくい生徒に、教員が実際にどう指導す
ればいいか、県教委の方針が見えない」などと指摘。
和歌山大大学院で行っている教員研修制度についても、「授業の改善に結びついているか疑問」との
意見が出た。
一方、放課後などに子どもが地域住民と交流する「地域ふれあいルーム」の開設など、地域を巻き込ん
だ活動については、「実際に地域とのつながりが感じられるようになった」などと評価した。
県教委の報告内容に委員の意見も加えた最終報告書は、6月の県議会に提出された後、県教委の
ホームページで公開される。
ソース 読売新聞 2011年5月24日
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20110524-OYT8T00757.htm 昨年度の県教委の施策について評価する外部委員たち(和歌山市の県自治会館で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110524-116936-1-N.jpg 依頼がありました。
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