【社会】建て替え案、高さ規制など課題多く 京都会館再整備

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 京都市左京区の京都会館の再整備に向けて市は23日に基本計画案を公表し、現建物の保存改修
を基本に、老朽化した第1ホールを全面的に建て替える方針を打ち出した。世界一流のオペラ誘致を
目指し舞台機能を大幅に拡充するが、一帯の高さ規制の見直しや建物デザインの保存を求める声に
対し、市民への説明が求められそうだ。

 計画案では、第1ホールについて「建て替え」と「増築」の2案を示した上で、建て替えの方が「機能
充実の点で望ましい」と明記した。建て替え案では舞台の高さが現状の2倍、奥行きが1・7倍になり、
オペラが上演できるびわ湖ホール(大津市)とも対抗できる。

 ただ、建物の高さは現状の約27メートルから約30メートルになり、2007年に導入した新景観政策で
設けた高さ15メートルの規制を大幅に超える。市は「機能を充実させるには高さ規制の見直しは不可欠」
として、京都会館一帯を地域特徴に応じて建物の高さや用途を制限する地区計画の見直しに着手するが、
建築事業者などから強い反対を振り切って実施した新景観規制の規制緩和に果たして理解が得られるの
か。

 さっそく、23日の市議会くらし環境委員会で、市議から「市民には建物の高さを我慢させ、市の建物には
都合良く緩和するのか」との疑問の声が出た。

 また、現施設は建築家前川國男氏の設計で、近代建築として評価が高い。市は現状と同じ素材やデザ
インを用いることで「建物価値は継承できる」とするが、デザイン保存を求めている日本建築学会の石田
潤一郎京都工芸繊維大教授は「建築当時の素材が生きていることに意味がある。現建物を最大限生かす
増築案を再考すべきだ」と建て替えに難色を示している。

 これに加え、整備費約90億円のうち半分を半導体メーカー・ローム(右京区)に売却する命名権収入約
50億円を充てる方針だが、残る財源のめどは立っておらず、市民からは「市財政が切迫し、ほかの市民
サービスが低下しないか」との意見も上がっている。

 市は来年3月末で休館し、14年度中の完成を目指す方針だが、こうした課題の解決に迫られそうだ。

ソース   京都新聞 2011年05月23日
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20110523000133

再整備基本計画案が示された京都会館。建物の保存や高さ規制について今後、議論を呼びそうだ(京都市左京区)
http://www.kyoto-np.co.jp/picture/2011/05/215213IA3F7K3227.jpg

依頼がありました。
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http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1305895299/191
2名前をあたえないでください:2011/05/25(水) 08:55:50.71 ID:RV+SLDaL
将軍様の建てた高さ109m相国寺七重塔(1399〜1470)を再建すべきだわ
3名前をあたえないでください
自分達で雁字搦めに規制しているんだ、ちゃんと守れよ?