☆「日本最古」の地層PR☆
[2011年05月24日]
大地の歴史や活動がわかり、貴重な地形、地質を観察できる日本ジオパークの認定
に向けた日本ジオパーク委員会の公開審査が23日、千葉・幕張メッセであった。県北
ジオパーク推進協議会副会長の草間吉夫・高萩市長が「日本最古の石などユニーク
な大地を紹介していきたい。誇りの持てるふるさとをつくり、復興していきたい」と訴えた。
同協議会が掲げる県北ジオパーク構想の地域には、日本最古とされる、日立から常陸
太田にかけての約5億年前の地層▽1500万年前の海底火山の断面のある大子町の
袋田の滝▽高萩の花貫渓谷▽北茨城の五浦海岸などがある。
質疑では「震災の復旧、復興が先で、ジオパークどころではないのでは」などの質問が
出た。草間市長は「こういう時期だからこそ、(ジオパークの認定・加盟に向けて活動を)
やらなければいけない」と答えた。
8月に、日本ジオパーク委員会が現地審査し、10月1日に北海道洞爺湖で開催予定の
日本ジオパーク全国大会で認定地域を発表する。
プレゼン後、草間市長は「思いのたけをPRできた。認定され、加盟したい」と述べた。
同協議会は、県北地域の地形や地質を核にして、地域活性化に生かしたいと2010年2
月に設立。茨城大や高萩市、北茨城市など9団体で構成する。
日本ジオパークは、世界ジオパークに入っている4カ所も含め、14カ所ある。
▽ソース:アサヒドットコム
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001105240002