☆夕張:奇抜キャラ「メロン熊」増殖中 ただいまグッズ25種類☆
夕張市楓の国道274号沿いにある商業施設「北海道観光物産センター夕張店」に一
昨年登場したキャラクター「メロン熊」が、さまざまなグッズとして“増殖中”だ。「夕張メ
ロンを食い荒らして変貌したヒグマ」という奇抜な発想が口コミで人気を呼び、品薄状
態が続いている。
メロン熊を考案したのは若狭翁斉(おうさい)店長(29)。ヒグマによるメロン農家の食害
を聞いて両者の合体を思い付いたという。09年9月にメロンの肌にクマの目、鼻、口、
耳をつけたマグネットを商品化し、店内で1個380円で売り出すと、わずか2カ月で完売
した。
そこで昨年は種類を増やし▽マグネットの四つ足バージョン(580円)▽貯金箱(1470
円)▽電池で動き回る「ゴロゴロあばれメロン熊」(1680円)−−などを商品化。今年に
入ってからも、メロン熊キャップ(1575円)などが登場し、今や25種類と店の主力商品
になっている。
「店頭で買えるのはここだけ」ということもあり、東日本大震災による自粛ムードが多少和
らいだ大型連休以降は、十勝方面へ向かう観光バスが立ち寄り、グッズを買い求める人
が目立つ。またインターネットでの通信販売も、ネットの掲示板で盛んに取り上げられる
など好調で、一部売り切れも出ている。
若狭店長は「『ゆるキャラ』全盛の中で、リアルなクマとメロンのミスマッチが、若い人の
心をとらえているのではないか」と話す。ストーリー性のあるグッズの開発も進めている
という。
▽ソース:毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20110522hog00m040003000c.html ▽画像:種類がぐんと増えたメロン熊グッズ
http://mainichi.jp/hokkaido/news/images/20110522hog00m040001000p_size5.jpg 毎日新聞 2011年5月22日 23時52分