覚せい剤など違法薬物の密輸入に一般の旅行客が巻き込まれるのを防ごうと、
成田税関支署や県警などは、成田空港で啓発活動を行い、「海外で知らない人から
荷物を預からないで」などと訴えた。
成田空港では昨年、暴力団と無関係な人が「海外旅行に行かせるから土産を預かってきて」
と誘われ、覚せい剤が隠された荷物の「運び屋」に仕立てられるケースが発覚した。
出国客らの前で税関の野田辰徳次長は「預かった荷物の責任は預かった本人にある。
中身が覚せい剤だったら、知らなかったでは済まされない」と強調。
税関職員や県警の捜査員らは、税関マスコットの「カスタム君」などと
一緒に出発ロビーを歩き、「一般の人が違法薬物の運び屋になることもあるので注意して」
と呼び掛けていた。
*+*+ 東京新聞 +*+*
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110522/CK2011052202000054.html