☆コーチ酷似の財布、「Gロゴ」と称して販売容疑☆
偽ブランド品販売を巡る商標法違反容疑事件で、松山東署は19日、松山市高野町の
インターネット通販会社「aim」社長門田陽平容疑者(31)(松山市東野)ら3人を、同法
違反容疑で逮捕した。
門田容疑者は品物に格安の値段を付け、ネット上で大量に売りさばいていたが、「違法な
ことはしていない」と否認しているという。ブランド側や捜査機関は商標権侵害の阻止に躍
起だが、ネット販売で増加傾向にあり、業者と“いたちごっこ”が続いている。
他の2人は、同市大橋町の同社員安川真文(34)、同市東野の同社員上岡信也(54)の両
容疑者。発表では、門田容疑者らは共謀。ネットオークションサイトを通じ、昨年6月、「コー
チ」商品に酷似したデザインの財布を同市の男性(47)に770円で、同9月には同様のキー
ケースを同市の男性(32)に980円で、それぞれ販売した疑い。
同社正規品のロゴマークは「C」だが、両商品は「G」で、ネット上では「Gロゴ」という名称で販
売。キーケース購入の男性は「本物だと思った」とする一方、財布を購入した男性は「まがい
物かもしれないが、安かったから買った」と話しているという。
同署は昨年8月、同社日本法人から相談を受け、今年2月にaimなどを家宅捜索し、「コーチ」
「ルイ・ヴィトン」「エルメス」などの類似品約1200点を押収。2009年12月から1年余りで約4
000点を販売、約500万円の売り上げがあったとみている。
(2011年5月20日12時10分)
▽ソース:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110520-OYT1T00457.htm ▽画像:自宅から任意同行される門田容疑者(右)(19日午前6時37分、松山市東野で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110520-041196-1-L.jpg コーチの正規品(上)と、押収された類似品(松山東署で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110520-041129-1-L.jpg