☆アメリカビーバーに赤ちゃん4匹 八木山動物公園☆
仙台市太白区の八木山動物公園で、アメリカビーバーの赤ちゃん4匹が生まれた。職
員らは、出産当日まで妊娠に気付いておらず、突然の出産にびっくり。同園でアメリカ
ビーバーが誕生するのは初めてで、20日から公開する。
赤ちゃんはいずれも体長約30センチ、体重約500グラムで誕生した。性別は不明。母
親のアッコ(3歳)の母乳ですくすくと育っている。
父親のゴンタは2004年に新潟市のマリンピア日本海から、アッコは10年に北海道釧
路市の市動物園からやって来た。2世誕生が期待されていたが、ゴンタは今年4月28日、
8歳で病死した。
アメリカビーバーはアッコだけとなり、2世誕生が遠のいたと思われた今月6日朝、出勤し
た職員が出産中のアッコを発見。ゴンタの忘れ形見となる4匹が相次いで生まれた。
八木山動物公園によると、一般的にビーバーの妊娠は分かりにくいと言われている。アッ
コは最近食が細っていたが、外見は普段と変わらなかったという。
飼育展示課は「仲の良いカップルだったので、子どもたちが無事生まれるよう、ゴンタが見
守ってくれたのかもしれない」と話している。
[2011年05月19日木曜日]
▽ソース:河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110519t15031.htm ▽画像:赤ちゃんに授乳するアメリカビーバーのアッコ
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2011/20110519020jd.jpg