東京、福岡、熊本の1都2県で2005年1月、大量の偽造五百円硬貨が見つかった
事件で、福岡、熊本両県警は11日、偽造通貨行使容疑で指名手配していた住所・職業不詳
、古川龍治容疑者(53)を逮捕した。福岡県警によると、容疑を認めているという。
両県警は古川容疑者が事件を主導したとみて、同年2月に指名手配していた。
東京都内にいるとの情報があり、福岡県警の捜査員が同日発見した。
逮捕容疑は05年1月24日、福岡市博多区の郵便局で、偽造五百円硬貨三十数枚を
現金自動預払機(ATM)に入金した疑い。
この事件では、偽造硬貨約1万8000枚を中国から輸入したとされる熊本市の
無職男(52)と、1都2県の郵便局に計約1000枚を預けたとされる男(52)が
逮捕され、いずれも実刑判決が確定している。
【時事ドットコム】
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