【原発事故】荒れ模様の東電会見 混乱、糾弾、オープン化の限界も
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名前をあたえないでください:2011/05/08(日) 23:42:42.19 ID:ZSwPIfG1
こういうのを "お祭り騒ぎ" というのだ。さしたる効用はない。
>>1の続き
−−「国の支援を受け、補償する話があるが、それはわれわれの税金から出る話だ。杜(ず)撰(さん)
な安全管理の東電の尻拭いをなぜ国民がしないといけないのか」
「支援というか、国と協議したい」
−−「裏で(すでに国と)取引ができているのではないか。おわびのTVコマーシャルの金があったら
補償に回すべきではないか」
「補償には誠実に対応したい」
−−「TVコマーシャル打ってる場合かと聞いている」
「全体の合理化が不可欠。その中で考えたい」
−−「ほとぼりが冷めたら民放を使って原発はエコな、クリーンなエネルギーだというのか」
聞き手の居丈高さが際だつ場面も少なくない。
▼事前登録制に
先月25日以降の統合会見は事前登録制となり、内実ある活動実績などの要件を参加者に求めている。
質問は簡潔にまとめるように促したり、脈絡なく会見をかき回したりした場合、マイクを取り上げたり、退場
を求める措置も始めた。
“不規則発言”を繰り返し、統合本部の会見に“出入り禁止”となった男性は「事故以降、既存のメディア
が落ち着いて質問しているのが不思議で仕方なかった。私の質問に『自分が主役になったつもりか』など
と批判も受けたが、自分は自分のやり方で斬り込んできたつもり。出入り禁止は納得できない」と話した。
>>3に続く
>>2の続き
◇
ジャーナリストの門田隆将氏の話「原発の問題は、津波の想定を誤った東電に非がある明らかな人災。
被災者の今の暮らしや思いを考えれば会見は国民の怒りを反映するものだ。反核団体が運動の論理を
持ち込む恐れがあったり、エキセントリックな光景が混じっているからといって、まともな質問が制約される
状況とまではいえず、基本的に容認すべきだ。既存メディアが会見の正しいあり方を説くことには大マスコ
ミのおごりを感じる」
八木秀次高崎経済大学教授の話「記者クラブに問題なしとはしない。東電の責任もある。ただ質問に
『聞けばいいというものではない』と不愉快になることがしばしばだ。相手をつるし上げ、黙らせ、謝らせるの
が会見の使命ではないのに、会見を見ていると、まるで市民の名のもと、相手に反論を許さない裁き
『人民裁判』同然の光景に出くわす。参加機会が広がって一定のメリットはあったのだろうが、無原則な開放
がよかったとは思わないし、検証が必要だ」
以上