【コラム】「こどもの日」にちなんだデータをグラフ化してみる・・・サーチナ
☆「こどもの日」にちなんだデータをグラフ化してみる(国内編)☆
総務省統計局は2011年5月2日、毎年恒例の「こどもの日」にちなんだ各種統計を発
表した。主に国勢調査のデータを基にした子供の数に関する統計結果で、色々と興
味深い動きを見ることができる。今回はそれらのうち、日本国内の動きについていくつ
かのグラフを生成・再構築してみることにした。
今件資料では子供を0歳〜14歳と定義している。その定義の中でさらに3年区切りで人
口をカウントし、ここの年齢区分の人口数を棒グラフ化したのが次の図。
http://news.searchina.ne.jp/2011/0504/column_0504_002.jpg 人が生活していく過程で、病気や事故、その他の事由で命が失われるリスクを考慮した
場合、各世代の人口が維持されるためには、若い世代ほど人数が多くなければならない。
例えば0歳時点で100万人居たとして、その人がそのまま全員成人式を迎えられるわけで
はない。
その考え方からすれば、今グラフはむしろ逆の動きをしていなければならないはずだが、実
際には若い世代ほど数が少なくなっているのが確認できる。現在0〜2歳児の325万人が100
%そのまま12〜14歳まで成長することはありえないことを考えれば、少なくとも今後しばらく
の間は、若年層の人口がさらに減少することを示唆するものとなっている(仮に今後新生児
が山ほど生まれれば話は別となるが)。
続いては人口比率周りではお馴染みの、「全人口における積上げ・比率形式の主要年齢区
分による人口比」。元資料によれば「推計の基準となる人口は、本年3月に改定しており、これ
に伴い、過去の値も修正しました」とあり、その結果、例えば【全国勢調査90年分の子供・成人
・老人比率推移をグラフ化してみる】とは微妙な値の違いが確認できる。2010年の速報値も反
映した、大意的なものとしてとらえて欲しい。
丙午絡みで多少の凸凹はあるものの、全般的には経年と共に子供・成人層が絶対数・比率共
に減少し、その分高齢者層が増加しているのが分かる。医療体制・技術の充実や、各種社会
的インフラの普及・安定化による平均寿命の伸びが主な理由だが、同時に【日本の出生率と出
生数をグラフ化してみる】などでも触れているように、出生率の低下も一因といえる。
高齢層が増えたとしても、その分若年層も増加すれば、全体的なバランスはとれる。しかし【い
わゆる「未婚の母」による出生率をグラフ化してみる】などでも触れているように、いわゆる「先進
国病」ともいえる出生率の低下は一朝一夕で解決できる問題では無い。中長期的な視野に立っ
た施策が求められよう。
(
>>2以降へ続く)
[2011/05/04(水) 07:49]
▽ソース:サーチナニュース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0504&f=column_0504_002.shtml http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0505&f=column_0505_009.shtml
2 :
名前をあたえないでください:2011/05/06(金) 15:40:38.99 ID:t/hzNHs+
| ∧
|∀゚) イマダ
|⊂
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ハ〜チンコ、チンコ♪
♪ ∧∧
ヽ(゚∀゚ )ノ
( ωへ)
く
♪
♪ ∧∧ チンコチンコチンコ、チンコ!
ヽ( ゚∀゚)ノ
(へω )
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>>1の続き)
☆「こどもの日」にちなんだデータをグラフ化してみる(世界編)☆
総務省統計局は2011年5月2日、毎年恒例の「こどもの日」にちなんだ各種統計を発
表した。主に国勢調査のデータを基にした子供の数に関する統計結果で、色々と興味
深い動きを見ることができる。今回はそれらのうち、世界全体としての動きについてグ
ラフを生成してみることにした。
生成したのは「各国におけるこどもの割合」の表を基にしたグラフ。日本の場合は次の
ような動きが確認できている。
このグラフのうち、子供(0〜14歳)の部分のみの比率を抽出し、世界各国の値で比較し
たものが次の図。各国で調査年次に違いがあるため厳密な比較はできないが(最大で
10年ほどの差異がある)、日本が非常に低い値であることが改めて実感できる。
http://news.searchina.ne.jp/2011/0505/column_0505_009.jpg これは【国の合計特殊出生率推移をグラフ化してみる】でも触れたように医療体制・技術
の充実や、各種社会的インフラの普及・安定化による平均寿命の伸びに加え、【日本の
「恋愛結婚」「見合い結婚」の推移をグラフ化してみる】で説明しているように結婚周りにお
ける社会習慣の変化をはじめとした、「先進国病」ともいえる出生率の低下が大きな要因。
さらに若年層数・率の低下による同層の社会的・政治的発言力の低下に伴い、彼らに背
を向けた施策が取られるようになり、ますます出生率が低下するという悪循環が生じてい
るのも否めない。
子供の比率が高い国には、平均寿命が短く、結果として子供比率が高いところも多く、一
概に比率が高ければよいというものではない。しかしながら社会保障制度などのことを考え
れば、日本の値は余りにも低く、バランスが悪い。今現在のためだけでなく、将来も見越し
た、中長期的な視野に立った施策が求められよう。(情報提供:Garbagenews.com)
(了)
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4 :
名前をあたえないでください:
子どもを大切にしない国は滅びると言うけど日本はどうなるかな
大切にしないと言うより人口比が逆転してるし