☆5月10日は「地質の日」☆
来週5月10日は1876年、明治9年に、日本で初めて地質図がつくられたことから「地
質の日」とされています。きょうは「地質の日」を前に熊本の大地を身近に知ってもらい
地震についても理解しようというイベントが開かれました。会場には恐竜の化石のレプリ
カや、県内で採取されたフズリナという3億年前の生き物の化石が入った石を観察する
コーナーもあり子供たちが熱心に観察していました。また、東日本大震災の際関東地方
の沿岸部などでおきた地盤の液状化現象を説明するコーナーでは地震の振動で水と砂
が分かれることで建物などが沈んだり逆にマンホールなどが浮き上がったりする現象が
模型を使い再現されていました。
一方、熊本地方で先月22日から25日にかけて、震度1以上の地震が7回発生している
ことについて、阿蘇火山博物館池辺伸一郎館長は「最近熊本でも小さな地震が頻発した
りしているけど直接的には(阿蘇山の噴火と)関係ないとは思います」「エネルギー的にあ
れだけ大きな地震がおきることは無いと思うんですけど」「自然災害に対しての意識という
ことは常日頃から持っておく必要はあると思いますね」
熊本はこれから梅雨入りを迎えますが、地震や大雨など自然災害に対して改めて対応を
考える必要があるのではないでしょうか。
[2011-05-04 19:19:14]
▽ソース:TKUテレビ熊本
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=23414&mod=3000