☆ノロッコ号300人乗せ発車 釧路☆
(05/01 15:00)
【釧路】大型連休初日の29日、釧根管内は比較的好天に恵まれ、最高気温は釧路で
10・7度、根室でも11・5度と平年を上回った。釧路湿原の風景を車内からのんびり楽
しむJR釧網線の「くしろ湿原ノロッコ号」の運行が始まり、釧路市動物園では「春の動物
園まつり」がスタートし、震災の影響で客足の鈍りが心配される中、行楽地は家族連れ
や観光客らでにぎわった。
ノロッコ号には運行開始を待ちわびた約300人が乗車した。今年は釧網線開通80周年。
車体にはオリジナルのヘッドマークや専用の行き先票が取り付けられ、出発前のJR釧路
駅ではファンや観光客が楽しげに記念撮影していた。
出発式では、蝦名大也釧路市長が「湿原の風景を満喫してほしい」とあいさつ。元釧路駅
長の白戸雄洋さん(73)が右手を挙げ、塘路駅へ向かう列車に出発の合図を送った。
大阪府から家族3人で北海道旅行に訪れた会社員武島郁子さん(39)は「5年前に来た時
は時間が合わず乗れなかったので、楽しみです」と笑顔だった。
5月末までは釧路−塘路間を1日1往復(9〜13日は運休)。6月は2往復(7〜9日は運休)。
7〜10月も運行し、10月は川湯温泉駅までの延長運転を予定。
▽ソース:北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/289783.html ▽画像:出発前のノロッコ号の前で記念撮影をする親子連れや観光客
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/photonews/image/6258_2.jpg