☆石ノ森萬画館支援へ、漫画家がサイン会 横手市、5月3日から☆
漫画の絆が被災地を支える?。東日本大震災で津波の被害を受けた石ノ森萬画館(宮
城県石巻市)の復興を支援しようと、横手市増田町のまんが美術館は大型連休中の3〜
8日(6日除く)、同町出身の矢口高雄さん(71)=東京都=ら漫画家8人によるチャリ
ティーサイン会を開く。色紙1枚千円のサイン代を義援金として萬画館へ贈る。企画した
のは横手市職員・大石卓さん(41)。石巻市出張中に震災に遭い、萬画館職員の助けで
津波被害を免れただけに一日も早い復興を願っている。
萬画館は「仮面ライダー」の原作者・故石ノ森章太郎さん(同県登米市出身)の原画など
を収蔵、展示する市立施設として2001年にオープン。矢口さんが2代目館長を務めてお
り、まんが美術館とのつながりは深い。
今年は萬画館開館10周年、仮面ライダー生誕40周年に当たり、萬画館は夏休み期間
中、まんが美術館と合同企画展を開く予定だった。しかし、海に近い中州にあるドーム型
の鉄筋3階建て萬画館は1階が津波で浸水。震災から1カ月以上が経過し、ようやく、が
れきや汚泥の撤去を終えたが、営業再開のめどは立っていない。
大石さんは「周辺の建物が軒並み倒壊した中、萬画館は1階の浸水で済んだ。仮設住宅
建設などの生活再建が最優先だと思うが、石巻市の復興のシンボルとして必ず再開して
ほしい」と語る。
[2011/04/29 13:34]
▽ソース:さきがけon the web
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20110429h ▽画像:石ノ森萬画館の復興を支援するため、チャリティーサイン会を企画した大石さん=横手市のまんが美術館
http://www.sakigake.jp/p/images/news-entry/20110429h12.jpg