☆にぎわい増す園内 GWに期待/弘前さくらまつり☆
ゴールデンウイークを前に弘前さくらまつりは28日、4万人(まつり本部発表)と23日
の開幕以来最高の人出を記録した。ソメイヨシノも西堀桜のトンネルで咲き始め、園内
全域で開花が確認され、遅咲きと人出低迷が続いた祭りも、徐々に盛り上がりを見せ
ながら大型連休に突入する。29日は東北新幹線も全線での運転を再開する予定で、
祭り関係者は「人出に期待したい」と意気込んでいる。
28日は桜のトンネルと最古のソメイヨシノ、日本一太いソメイヨシノなどが開花。時折
広がる青空の下、団体客や修学旅行生らが途切れることなく往来した。
例年のにぎわいにはほど遠いが、弘前観光ボランティアガイドの会の黒滝弘事務局
長は「開幕当初は(ガイド希望者が)例年の半分もなく、丸1日ガイドをしないで帰る人も
いたが、26日からは徐々に増加傾向にある」と話す。ゴールデンウイークに突入する
29日からは今までの2倍以上の人員で対応することにしており「人が来ることに期待し
たい」と笑顔を見せた。
一方で弘前桜まつり協賛会の山田修三会長は「天候も花の状態もある。やってみて終
わってみないと分からないね」。津軽藩ねぷた村の村山佳光専務理事も「団体は花に
合わせて東北からのツアー客が多少増えてくる程度。あとは個人客か」と、不安を依然
拭いきれない様子だ。
まつり本部は、徐々に増える人出に加え、東北新幹線全線運転再開もあり「今後の人出
に期待したい」と願う。市公園緑地課によると、園内はばらつきこそあるが平均して一分
咲きの状態で、満開は外堀30日、園内5月1日、桜のトンネル5月2日の予想。
▽ソース:陸奥新報
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/04/16056.html ▽画像:団体客も入り始め徐々ににぎわいを取り戻す弘前公園
http://www.mutusinpou.co.jp/wp-content/uploads/image/3(26).jpg