【宮崎】新燃岳噴火から3カ月・・・梅雨に向けなお警戒 登山規制も

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☆新燃岳噴火から3カ月 梅雨に向けなお警戒 登山規制も☆

 霧島連山・新燃岳の1月26日の火山活動の活発化から3カ月がたった。宮崎県都城
市が27日、降雨による土石流災害を警戒して避難勧告を出すなど、梅雨に向けて警戒
が続いている。鹿児島県の霧島温泉は大型連休を前に客足が戻りつつあるが、霧島観
光を代表する登山は規制が続いている。
 降り積もる火山灰で土石流への懸念が続く宮崎県。新燃岳の南東にある都城市は27
日午後1時50分、「1時間に最大20ミリ」との宮崎地方気象台の降雨予想を受け、市北
西部の住民692人に2月17日以来69日ぶり2回目の避難勧告を出し、16世帯22人が
避難所に移った。
 一時7人が避難した西岳地区体育館では、友人と避難してきたという同市高野町の乙守
三重子さん(67)が「前回まとめた荷物をそのまま持ってきた。梅雨や台風の時期は大変
だが、万が一を避けるため、今後も避難を続ける」と話した。
 雨は夕方までに小康状態になり、勧告は午後5時35分に解除された。土石流の発生や
被害はなかったが、長峯誠市長は「梅雨時期に向け、さらに警戒を強めていく」と語った。
 宮崎県の梅雨入りは平年5月29日頃。国土交通省宮崎河川国道事務所は、都城市の
6カ所、北隣の高原町の7カ所の砂防ダムで土砂を取り除く工事を進め、25日までに約6
万5千立方メートルを撤去した。目標は9万7千立方メートルで、5月中旬の終了をめざし
ている。
 県は新燃岳周辺の21本の渓流で降灰状況を調べ、土石流発生の可能性がある1センチ以
上の堆積(たいせき)を19本で確認した。うち4本は火山灰が雨で固まり、少ない雨でも表面の
火山灰が流れて土石流の危険性が高まる「モルタル化」がみられた。民家に近い渓流などでは
土嚢(どのう)を積む工事も進めている。砂防課は「優先度の低い渓流でも、必要に応じて応急
対策の実施を検討したい」としている。

[2011年4月28日0時36分]

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http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1303767915/
▽ソース:アサヒドットコム
http://www.asahi.com/national/update/0427/SEB201104270061.html
▽画像:避難所で避難勧告解除の説明を受け、喜ぶ住民ら
http://www.asahicom.jp/national/update/0427/images/SEB201104270065.jpg
噴石・火砕流警戒範囲
http://www.asahi.com/national/update/0427/images/SEB201104270064.jpg