春季高校野球県大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が20日、上尾市の
スポーツ総合センターであった。
地区予選を勝ち上がった39校にセンバツ出場の浦和学院を加えた40校が、県営大宮
など県内4球場で23日から熱戦を繰り広げる。
地区予選では、シード38校のうち15校が敗退した。このため県大会は実力伯仲で
拮抗(きっこう)した戦いが予想される。
昨秋の県大会4強はシードで2回戦から出場する。佐藤拓也投手を擁する浦和学院、
打撃で成長をみせた春日部共栄、栗田拓実、増渕雅也の両左腕投手が2枚看板の
鷲宮、機動力を増した浦和実だ。
県大会の上位2校は、来月14日から千葉県で開催される関東大会に出場する。
一方、高野連は東日本大震災を受け、県大会について▽大会旗などの半旗掲揚
▽スタンドでの鳴り物応援の禁止▽節電のため球場の照明使用を避け、試合開始を
30分繰り上げる−−などを決めた。
緊急地震速報があれば、原則として試合を中断する。【山本愛】
毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110421ddlk11050144000c.html