東北電力は、東日本大震災で太平洋沿岸の原子力、火力発電所の運転が停止しているため、
今夏、最大330万キロ・ワットの電力不足を生じる可能性があるとの試算を発表した。
110万世帯分の電力需要に相当する。東北電は北海道電力から電力を購入するなどして
不足分を補う考えだ。
東北電によると、夏に予想される電力需要は、被害が順調に復旧した場合で
1380万キロ・ワット、復旧が遅れた場合でも1300万キロ・ワットとなる見込み。
昨夏並みの猛暑となれば、冷房需要で100万キロ・ワットの上積みも見込まれる。
対する供給能力は、停止中の発電所の再開を合わせても1150万キロ・ワットにとどまる。
東北電は、ディーゼル発電機の新設なども検討するとし、計画停電の余地も残す意向を示した。
利用者には節電への協力を呼びかけていくという。
*+*+ YOMIURI ONLINE 2011/04/09[10:26:55.75] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110409-OYT1T00249.htm