【原発】放射性廃液の海への放出、海外でも波紋広がる…ドイツ大衆紙ビルト、「海をさらに汚すのか」と批判的に報道[4/4]

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1もろきみφ ★
 東京電力が4日、福島第1原子力発電所で発生した低レベル放射性廃液を海に放出すると発表したニュースを海外メディアも
相次ぎ速報した。

 ドイツではシュピーゲル誌(電子版)が「東電は原発の復旧作業を進めるため、抜本的な措置に出た」と報じた。南ドイツ新聞
(電子版)は「原発の制御機能を取り戻すための必死の作業が続いている」とした。大衆紙ビルトは「海をさらに汚すのか」と批判的
に報じた。

 フランスでもAFP通信やフィガロ紙が東電の発表内容を速報。AFPは、今回の放出は健康被害を与えるものではないとする
東電の説明も伝えたほか、枝野幸男官房長官の「安全のためには海洋投棄以外の方法はない」との発言も報じた。またニュース
専門テレビも原発の映像を交え速報した。

 アジアでは中国国営テレビの中央電視台(CCTV)が東電の発表直後から毎時間のニュースのトップで「東電、低濃度の汚染
廃液を海に排出」などと繰り返し報じた。東電や経済産業省原子力安全・保安院の説明も伝え、「中国への影響はない」との
見方を示した。

 韓国の聯合ニュースも東京発でニュースを速報。原発周辺の魚類を1年間食べ続けた場合でも成人が受ける放射線量は
基準値を下回る水準とする東電の説明も伝えた。

ソース(日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE2E6E2E1978DE2E6E2E6E0E2E3E39494E3E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000