ちばとぴ
鳥インフル殺処分終了 関係者の健康被害なし
2011年03月16日11時23分
千葉市若葉区の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された問題で、千葉県は15日、発生養鶏場で
飼育されていた計3万5千羽の殺処分作業を終えた。これまでのところ感染拡大の報告はなく、作業関係者の
健康被害もなかった。
県の対策本部によると、殺処分された鶏は千葉市内2カ所の焼却場で同日までに約6千羽を焼却。16日からはさらに
焼却場を1カ所追加し処分の迅速化を図る一方、農場に残る鶏卵や飼料、ふん便など汚染物品の処理を開始する。
防疫措置は18日に終了する見通し。
現在、発生養鶏場の半径10キロ圏内は移動制限区域に指定され、鶏や卵の流通が停止されている。制限は防疫措置
終了後3週間継続する規定だが、感染拡大がなければ対策本部は制限区域を5キロ圏内に狭めるなどの緩和措置も
検討する。
▽ソース
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/society_kiji.php?i=nesp1300242233