Microsoft が2月下旬に正式公開した『Windows 7 Service Pack 1 (SP1)』について、
大多数のユーザーが同更新のインストールに成功している一方、致命的なエラーなど
インストールの不具合に見舞われるユーザーも存在する。
従来 Microsoft の OS は、事実上どのバージョンについても初回サービスパックのリリースを
もって完全修正版と見なされ、企業 IT 部門の多くが導入に動く材料となっている。
しかし一部の人々とっては、『Windows 7』についてこの原則が当てはまらなかった様子で、
いらだたしい体験になった。
Microsoft が昨年7月から実施していた SP1 のベータテストを終え、パソコンメーカー向けの
最終コードをリリースしたのは今年2月22日だった。
Microsoft のサポート用フォーラム『Windows 7 Forums』には、致命的なエラーを引き起こす
イントールの失敗を経験したユーザーの投稿が何件かある。
Windows 7 の販売本数が極めて多いことから、SP1 の提供開始から1か月が経過したところで、
障害報告がもっと増えると見込めるだろう。
なお前述の Microsoft のフォーラムでは、参加ユーザーの多くが様々な方法を見つけて障害を克服し、
インストールの成功に辿り着いているようだ。
また Microsoft は、これらの問題の一部に対処する方法を示した、サポート技術情報2件を公開している。
****2011年3月15日 10:50 japan.internet****
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