子どもたちが自分たちで危険な場所を予測することで犯罪にあわない意識を
身につける「地域安全マップづくり教室」(明治安田生命主催、「だいじょうぶ」
キャンペーン実行委員会後援)が12日、佐賀市で開かれた。
マップは立正大の小宮信夫教授(犯罪社会学)が発案。「入りやすい」「見えにくい」を
キーワードに犯罪が起きやすい場所を見つける。今月熊本市であった幼児殺害事件
などを例に挙げ「人が多ければ安全と油断するのではなく、危険を予測して避ける
ことを意識して」と、参加した33人の児童や保護者らに指導した。
児童たちは講義の後、実際に街を歩きながら人目のつきにくい場所などを点検。
その結果をもとに、撮影した写真や危険と思う理由などを地図に書き込んでいた。【田中韻】
****毎日新聞 2011年3月13日 地方版****
http://mainichi.jp/area/saga/news/20110313ddlk41040284000c.html