米国 Google は、Android 端末向けサイト「Android Market」でマルウェア入り
アプリケーションが公開されていた問題に対処するため、ユーザーのAndroid端末を
遠隔操作して該当アプリケーションを端末から削除した。ハッキングでマルウエアを
仕込まれたアプリケーションは50種類ほどあり、約26万回もダウンロードされてしまったという。
そのほかにGoogle は、問題となったアプリケーションと関係のある開発者アカウントを
停止し、捜査当局に報告した。こうした一連の対応を Google は公式ブログで公表している。
Google の迅速な対応を賞賛する声がある一方、アプリケーションを削除されたユーザーや
開発者コミュニティとのコミュニケーション不足を批判する意見が多い。また、Android が
バージョンや端末メーカー、キャリアで分断されているため攻撃に弱い、との指摘もある。
Android の最新版は、特にタブレット向け改良が施された「Android 3.0」(開発コード名「Honeycomb」)だ。
ただし、現在 Android スマートフォンの多くは「Android 2.2」(同「Froyo」)や「Android 2.3」(同「Gingerbread」)
で動いている。今回の攻撃で悪用されたセキュリティ ホールは Android 2.3で修正されているが、
ハードウェアの制約で2.3へアップデートできない端末は多い。
米国のセキュリティ企業 Lancope の CTO、Adam Powers 氏によると、セキュリティ面から考えた場合、
これが米国 Apple 製 iOS より Android の大きく劣っている点だそうだ。iOS のアップデートは
あまねく実施され、リリース時点でほぼすべての端末に適用される。これに対し、Google は
Android ベンダーのアップデート方法をほとんど制御できないという。
なお、Android 端末をバージョン別に見ると、最も多いのは2.2の約57.6%で、次が2.1の31.4%となる。
そして、いまだに Android 1.6 も約6.3%の端末で使われている。
****2011年3月8日 16:00 japan.internet*****
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