医師や教師など県内の性教育に携わる人たちが市民団体「性と生を考えるネットワーク佐賀」(SNS)を
立ち上げ、現場の悩みを解決する場にしようという試みが進んでいる。性教育の研修や事例報告のほか
インターネット上での情報交換を目指している。(伊豆丸展代)
厚生労働省の調査で、2008年度の県内の15〜49歳の人工妊娠中絶率は全国ワースト1位。
09年度もワースト2位という高止まりに危機感を抱いた、大隈レディースクリニック(江北町)の
大隈良成・副院長らがSNSの立ち上げを呼びかけた。
先月23日に開いた初会合には、県内各地から70人を超える医師や保健師、教師、NPO法人の会員らが参加。
少人数に分かれたグループごとの情報交換では、学校や医療現場の事例が報告された。
「小学生に性教育をしていたら、『近くの高校生が妊娠して退学した』と発言して、現実に驚いた」「携帯電話の
メールやサイトでつながり、実際に会ったこともないのに『彼氏』と呼ぶ女子高生がいて危うい」という報告や
「性教育の授業を拒否する子どももいる。どうすればいいのか」と、教育現場ならではの悩みも訴えられた。
会場からは、「SNSで教育現場の状況を知ることで、発達段階に応じた対応ができる」「県内各地から参加者が
いることは心強い」との保健師らの感想も寄せられた。
SNSの会長に就いた大隈副院長は「子どもたちに問題が起こったとき、現場の教師らが個人で対応できなくても
SNSで相談し、ヒントを得て解決してほしい」と話す。
SNSのサイト(http://sns.shapec.net/)は会員制で、パスワードの入力が必要となる。相談は実名で
投稿する仕組みで、講演や研修のイベント予定はオープンにするという。SNSの正式な発足は5月の予定。
****2011年03月02日 akashi.com****
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