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秋田市でジオパークフォーラム 登録目指す3地域が取り組み紹介
「世界ジオパーク」や「日本ジオパーク」への登録を目指す県内3地域の団体が集まり、地質資源の
活用方法を探る「あきたのジオパークフォーラム」が27日、秋田市文化会館で開かれた。関係団体が
それぞれの地域の特色や活動状況を報告した。
県内でジオパーク登録を目指しているのは八峰町、男鹿市・大潟村、湯沢市の3地域。フォーラムは
NPO法人あきた地域資源ネットワーク(白石建雄理事長)が主催した。
3地域の担当者4人が登壇し、意見交換した。八峰町ジオパーク推進協議会の工藤英美さんは、
多様な岩石や地層が存在しながらすべて規模が小さいことを逆手に取り、「日本一小さい『コンパクト
ジオパーク』を世界に発信したい」と述べた。
男鹿半島・大潟ジオパーク推進協議会の竹内弘和さんは「地層を表現したおにぎりやパンなど、
特産品開発のきっかけになる動きが起こっている」と紹介。同協議会の薄井伯征さんは「地質や
地層という難しいイメージにとらわれ、住民から少し距離を置かれることがある」と課題を挙げた。
今年3月に推進協議会を発足させる湯沢市の沼倉誠さんは「他の地域に比べて活動は遅れているが、
ジオパークという言葉がじわじわと市民に浸透してきた」と手応えを口にした。
フォーラムに先立ち、3地域の特色を紹介する講演も行われた。男鹿半島と大潟村を紹介した主催団体の
白石理事長は、ジオパークを「人の話を聞きに行く場所」と位置付け、同地域ついては「干拓や自然災害、
食文化など多くのストーリーに満ちている」と述べた。
(2011/02/27 19:26 更新)
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▽ソース
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20110227k