「岡本ホテル」グループによる組織的詐欺事件で、元オーナーの大東正博容疑者(59)
=組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕=らが昨年1月、新たなリゾートホテルの開業をうたい
会員にパンフレットを送付していたことが28日、関係者への取材で分かった。
会員制クラブ運営会社は平成21年、すでに破綻状態で、大東容疑者らが出資を募るため、
実現見通しのない事業計画を打ち出したとみられる。
警視庁組織犯罪対策4課は同日、別の会員約100人から預託金約3億円を詐取した同容疑で、
大東容疑者ら3人を再逮捕した。
関係者によると、大東容疑者らは京都府京丹後市にある建設中のホテルを改装し、高齢者向け
リゾートホテル「リッツ京都久美浜」を立ち上げると宣伝。
しかし、クラブの運営会社は事業計画公表前の21年9月時点で約150億円の債務超過に
陥っており、ホテル改装作業に着工した形跡はなかったという。
▼MSN産経ニュース [2011.3.1 01:30]
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110301/crm11030101310000-n1.htm